修学旅行生の声
〜‘08「ニングル」アンケートより〜
洞爺湖サミットにより環境問題に全世界の注目が集まる中で行われた舞台「ニングル」。
全国各地から多くの高校生が修学旅行を利用して御来場下さいました。
御覧になった高校生の感動の声をご紹介します。
- 私達の生きる現代には便利な機械や交通機関があり、豊富な食べ物があり、それを当たり前と思っていたが、その便利さに代わり失いつつあるものも沢山あったのだと知った。これからは便利さや豊かさに頼り過ぎず、自然と調和した生活を大切にしていきたい。今まで演劇に興味がなかったが、この作品を観たことをきっかけに、もっと演劇を観てみたいと思うようになった。
- 時代の流れ、人の流れに逆らって生きるのはとても恐い。正しいことを言っても、一人では何も出来ない。それを言い訳に、いつも現実から逃げてきた自分。逃げることが普通になり、大切なものを見逃し、失ってきたのかも知れない。この作品を観て、「協力」とは何か、「豊かさ」とは何か、言葉では簡単に言える「自然との共存」の難しさに気付いた。最初は「ニングル」という言葉の意味も分からず、興味を持てなかったが、気付けば何度も胸を打たれ、最後には感動の余り自然と涙が流れていた。
- 緑が豊かで星が美しく、夏になると蛍も見られる自分の住む地域を守るということ、小さな緑でも大切にすることから、まず環境問題に取り組みたいと感じた。
- 劇を観てこんなに泣いたのは初めて。民吉の言った「豊かってなんなんじゃ」という言葉を自分自身、考えながら観ていたが、その答えは曖昧だった。これからの人生の中で様々な経験を積み、本当の「豊かさ」を自分の中に見出したい。
- 最も心に残ったのは「森は無口だ」という言葉だった。この言葉を聞いて、以前、授業で「木は他者の力を借りなければ生きられない」ということを習ったのを思い出した。人間は木の助けを多く借りながら、しかし木の助けにはなれていない。逆に木を傷付け、苦しめている。自然と上手く付き合えてこそ人間は生きられるということを考えたい。
- 初めて観た本物の劇で、自分の言葉では言い表せないほど感動した。利己、ウソ、目の前の欲に溺れた末にどうなるか、その先にある自分達の姿を見せられた気がする。便利さばかりに囚われず、そのまま未来に残していかなければならないものもあるのだと分かった。この作品から学んだことをこれからの授業や生活で生かしていきたい。
- 普段気付かないところで自然を壊している自分がいるのではないか、また、自分の知らないところでも近代化が進むせいで森が壊されているんだ、と思うと涙が出た。自然の大切さだけでなく、仲間との絆、努力、勇気など沢山のことを学んだ。
